森宗恵茶道教室は、栃木県小山市の裏千家茶道教室です。お茶の道を、もっと気軽に、身近なものに。

季節の菓子 水無月、葛焼き、蓮根羹

2014.08.28

夏に作る定番の主菓子を紹介しましょう。トップバッターは「水無月」です。
6月30日は各地にて「夏越の祓」という行事が行われます。
その頃に頂く菓子がこちらです。小豆は邪気を払うという守り、三角は氷の意匠です。
当教室の「水無月」は外郎生地です。

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次に「葛焼き」です。その効用を活かすには初夏に採取するのが良いようです。
葛に漉し餡、砂糖を加えて練り、羊羹缶に入れて蒸します。冷めたら立方体に切り分け
六面に片栗粉等を薄くまぶしフライパンで軽く焼き色をつけます。

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ラストはお盆を過ぎたころから出まわる新レンコンを使った「蓮根羹」、裏千家14代淡々斎のお好みです。
金沢の小坂という町では加賀レンコンの栽培が有名です。他所より特に粘りが強いのが特徴的です。
寒天と水と砂糖で作る錦玉に、このレンコンをすりおろして加えるのです。
淡々斎が加賀に逗留の折に好まれたのではないでしょうか。
加賀の菓子舗には他にも淡々斎のお好み菓子があります。

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茶道では季節、季節の菓子を楽しみます。
そういった菓子を当教室では主宰者が手作りで、日々のお稽古で召し上がっていただいております。
店頭売りではお目にかかれないような物も、比較的簡単に作ることが出来ます。

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