森宗恵茶道教室は、栃木県小山市の裏千家茶道教室です。お茶の道を、もっと気軽に、身近なものに。

九月のお菓子は

2017.09.29

秋の七草

「女郎花、芒、桔梗、撫子、藤袴、葛、萩」

頭文字をとって「おすきなふくわ(は)」と覚えましょう(^O^)

 

 

「葛焼き」餡入りです。

 

 

 

 

「桔梗」

 

 

 

 

九月九日は「重陽の節句」

宮中の古い習わしで、前夜に菊の花の上に真綿を被せ、

翌朝露にしっとりと潤い、菊香がほんのり移った真綿で

顔や心身を清め、不老長寿を願う儀式があります。

そんな菊をイメージしたお菓子「着せ綿」です。

 

 

 

 

買い物に出かけると目につく栗。

茶巾絞りにしてみました。

 

 

 

 

「栗饅頭」中身は白餡に栗の蜜煮入りです。

 

 

 

 

「栗蒸し羊羹」自慢の一品。

 

 

 

 

「芋羊羹」

 

 

 

 

同じ芋でも安納芋は芋餡にして、薯蕷饅頭にしました。

 

 

玄猪

2015.11.12

平安時代より中国の風習に倣い、宮中では

亥の月(10月)の亥の日に亥の子餅の儀式が行われました。

新穀を用いて搗いた餅を亥の月、亥の日、亥の刻に食します。

万病を除き猪の多産にあやかり子孫繁栄するといわれました。

餅は、大豆、小豆、胡麻、栗、柿、糠、ささげ豆の七種で作られたといいます。

宮中において直衣姿の貴族が臼を

「神無月 しぐれ雨の降るごとに わが思う事 かなえつくつく」と

口の中で三遍となえて搗きました。

その餅は「玄猪包」と言われる形態で和紙に包まれ下賜されました。

掻敷きに、初の亥の日には菊葉、二の亥の日には楓、三の亥の非には銀杏をそえて

水引で包まれていました。

玄の由来は、その季節が十二支で表す亥子丑で、北方の色、黒で表され、すなわち「玄」となります。

 

また水の卦である猪は、火難逃れの象徴として

炉=囲炉裏もこの亥の月、亥の日に開かれます。

中国では火を新しくすることに目出度さを感じ、お祝いをしたいわれもあります。

故事に倣い亥の月に炉を開く茶家では、茶人の正月ともいい、お祝いをしておぜんざいを頂きます。