森宗恵茶道教室は、栃木県小山市の裏千家茶道教室です。お茶の道を、もっと気軽に、身近なものに。

蓮根羹

2017.08.16

石川県に【小坂れんこん】というブランドがあります。

新れんこんが出回る時期に、ほんの短い間だけ金沢の森八さんで販売される

【はすね羹】というお菓子があります。

裏千家14代淡々斎のお好み菓子です。

 

 

 

 

 

倣って作ってみました。

私は茨城産の蓮根です。

粗く擦った蓮根を、砂糖を入れた寒天液で固めるだけです。

金沢で教えをこうていた師匠流で生姜を少し絞って入れます。

 

 

 

 

畠山記念館を創始した畠山即翁は石川県金沢市の出身です。

彼の朝茶事の記録に、菓子でこの【はすね羹】を使用したとあります。

2017.05.24

五月のお菓子はやっぱり柏餅から。

我が家は味噌餡です。お稽古で食べてそれ以来味噌餡がすきになりました

と言われて嬉しかったです。

 

 

 

 

銘「燕子花」ぼかしを入れて茶巾絞りをちょっと工夫します。

  からころも きつつなれにし つましあらば

        はるばるきぬる たびをしぞおもう   詠:在原業平

 

 

 

 

銘「早苗」きんとんです。若々しい緑に仕上がりました。

 

棚の扱い

2017.05.24

点前道具に、棚、というのがあります。

歴代の宗匠が好まれてきました。

 

 

桑小卓、裏千家4代 臘月庵仙叟の好みです。

矢を立てる矢立台をヒントにデザインされた、といういわれから

柄杓を柱と柱の間に掛けます。絶妙のバランスでお点前さん泣かせです。

 

 

 

 

同じ柄杓でも、11代玄々斎精中の好みの杉棚の場合は

掛け釘に柄杓の合を引っかけます。

この棚は、徳川御三卿の田安家の長持ち再利用して作られたそうです。

 

 

 

 

 

仕覆もこうやってぶら下げるんですよ。

私は好きな扱いです。なんだか、宗匠を身近に感じることができます。

 

*二つとも、コピー品であり、本歌ではありません。

春はピンク多し

2017.03.30

春のお菓子はピンクが多いです。

 

 

 

 

「誰袖」こなし製。

白こし餡に小麦粉を混ぜ合わせ、蒸します。出来上がりを練って生地を仕上げます。

食感がもっちりした感じになりますよ。

 

 

 

 

「胡蝶」ひらひらしたイメージを出してみました。

ういろう製です。

 

 

 

 

 

「春山」少しづつ緑が増す向山です。

 

 

 

 

 

「わらび餅」大定番の、得意なお菓子です。こし餡を包んで食べかいがあります。

本わらび粉でとろけるようです。

 

 

 

 

 

「佐保姫」奈良の都の東の山には、春の女神が住んでいるそうです。

その名も佐保姫。ロマンチックな古人ですね。

 

 

 

 

 

 

「ひとひら」桜は花びらも絵になります。

 

 

 

 

 

 

「春野」菜の花のイメージです。

菜の花は四角ではありませんが、色使いで感じてもらいます。

 

草餅

2017.03.07

古来より、邪気を払うと云われていた蓬を摘み

お餅ちに搗き混ぜて食しました。

古くはハハコグサを使用していたようですが

母と子を切り離すかのようなイメージが良くないので

おなじ春の草の蓬を使うようになったのでしょう。

 

 

 

草餅29

 

※引用 「決定版 和菓子教本」

 

2月のお菓子

2017.02.22

今月は梅、のお菓子が続きました。

 

 

 

 

銘「雪中梅」立春が過ぎても寒い日が多かったですね。

ようやくほころび出した梅に雪がはらはらと。

雪中梅

 

 

 

 

 

銘「光琳梅」

笑っているような梅です。

光琳梅

 

 

 

ほんの少し手を変えるだけですが、違うイメージを作れます。

 

 

 

 

 

銘「うぐいす餅」

うぐいす餅

両端を少しだけ尖らせます。

 

 

 

 

 

バレンタインにはこんなお干菓子で。

バレンタインすはま

 

 

 

 

今年も手製の菓子で稽古

2017.02.09

一月の主菓子は松の意匠。

 

 

 

常盤木ともいう常緑の松。

銘「千年の翠」

千年の翠

 

 

 

 

銘「老松」

老松

 

 

 

 

節分は「福は内」と。

福は内2

 

丁酉 平成29年 宜しくお願いします

2017.01.11

「住吉蒔絵平棗」輪島塗

お約束は、お社、鳥居と、太鼓橋。

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バックシャンな棗です。

 

 

「酉香合」

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鳥居の形は、天岩屋戸で鳴いた鶏の止まり木に由来するそうです。

 

 

 

お正月のお茶席で供される「花びら餅」です。

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今では菓子の分類になっていますが

宮中では健康を祝う「歯固め」の儀式の際の強肴でした。

丸く平たくしたお餅の上に、味噌を塗り干した鮎をのせたものだったと

資料で読んだことがあります。

菓子としての「花びら餅」は鮎が午房に代わり味噌餡と一緒に求肥仕立ての生地で包んであります。

晩秋から初冬のお菓子

2016.12.22

晩秋の定番お菓子や、初チャレンジ物等、作りました、作りました。

 

銘「木枯らし」小豆餡できんとんを作ってみました。

氷餅で寒風を表してみました。

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「黄身しぐれ」表面の模様を、秋から冬に移るころのしぐれた空模様に喩えての命名です。

よって、晩秋のお菓子です。

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銘「椿」そのままのネーミングです。この形は愛らしい?ポケモンのキャラクターみたい?

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「蕎麦薯蕷饅頭」赤穂浪士は討ち入り前の相談を蕎麦屋で行ったとか。

秋に収穫した蕎麦粉を使う、晩秋から初冬のお菓子でしょうか。

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こちらはお遊びで。

「柊・杖」ですね。

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銘「団らん」クリスマスイブの夜、ツリーを囲んで家族や愛しい人と

食事を楽しむ、そんな夜を思い描いて命名してみました。

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銘「聖夜」ホワイトクリスマスをイメージしました。

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秋の和菓子 その2

2016.11.22

秋にはぜひ作りたいお和菓子。

「万寿菊」小豆こしあんを求肥皮で包んで氷餅をまぶします。

 

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「山路」移り行く季節を探した山道。

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銀杏の木々も葉をおとし黄色いじゅうたんが美しいです。

 

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